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『友好』の道のりは険しいですね。

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自分のチーム、『清江御風』のチームメート。総勢24人なり。



こんにちは。ブログで政治的な事は一切書きたくないのですが。

まぁ、たまには、というか、このタイミングならいいでしょうか。

今日は珍しく、静かに物を言うブログにしようと思います。

とはいえ、過激な事ではないので、安心できる、ソフトなやんぶろです。



毎日新聞でしたが、「日中友好がこれほど簡単に崩れるとは…」という記事がありました。

在中の日本人で、同じ思いを抱いた方は少なく無いと思います。自分も、その一人です。

特に2005年から少しずつ日中間で(特に中国内で)問題が減っていたので、

今回の事は結構ショックだった方もいらっしゃると思います。



自分自身、ちょっと気になっていた事がありました。

それは、自分のサッカーチームに、自分が居ることにより影響が出ないかという事でした。

日本語科の学生ならその辺は礼儀を持ってくれると思います。

でも、サッカーのチームメートはあくまで一般の方達なので。影響あるかなって。



折りしも、一昨日から『恩施サッカーリーグ』が始まりました。これから数ヶ月間試合です。

試合の前に、チームメートがミーティングでこう言いました。

「やんぴんはピッチの上のコーチだ。彼は経験豊富だから、ちゃんとアドバイス聞けよ。」

え?驚きで、自分はちょっと耳を疑いました。



また、彼らは「全く、日中関係が微妙になってるなぁ」っと笑って言ってくれたのです。

自分は、軽い衝撃を受けました。感謝に似た衝撃です。

その日、プレーで恩返しをしようと、ちょっと踏ん張ったら、キャプテンがこう言いました。

「試合前、前半だけって言ったけど、今日はすげー切れてるから、後半も頼む」と。



スポーツは万国共通であり、友は友だって、感謝した一日でした。

やはり自分は海外で、ピッチの上とはいえ、アウェイの時があります。

日本と中国、サッカーのやり方が違って、いらっと来ることもあります。時には怒鳴りもします。

でも、やはり、共通する部分ってあるんだなって。



話し変わって。

先日、自分が学校を休んだとブログで書きました。

そうすると、学生達(特に授業を休んだ3年生)がめっちゃめっちゃ心配しだしました。

というか、「やんぴん帰国説」「やんぴん音信不通説」が流れていたのです。。。



すると、普段あまり日本語の勉強に熱心で無い女子学生からメールが来ました。

「なんで日本語科を選んだんだろう」なんて言っている子です。初めてメールを貰いました。

以下は、その子と自分とのメールです。



学生:「先生、国に帰るの?」


自分:「え!?帰らないよー。ってか、君は…?(携帯に番号登録が無かった)」


学生:「あぁ、良かった。先生が帰国するって聞いたから。私はあなたの学生、○○です。」


自分:「誰がそんな話を…(T_T)。心配かけてホントごめんね。」


学生:「最近、日中間でちょっと不穏なことになってたから。それでもって先生が休講して…
    噂で先生が帰国するって聞いて。先生のこと大好きだから。だから聞いてみたの。
    先生に電話するの初めてだからメールで聞いてみたんだけど。悪く思わないでね。
    先生が帰らないって聞いたら安心した。お邪魔しました。ごめんなさい。」


自分:「心配してくれてありがとう。先生、泣きそうだわ…
    事実、前回の休講はとても申し訳なく思っています。(特に日中関係が微妙な時だから)
    次の授業では、僕ら一般人は楽しく授業が出来るようにしような。」



ここまでで自分は相当感謝というか、感激してたんですが…学生は続けます。



学生:「先生、そんな事言わないでください。先生が自分を責めてしまうのであれば、
    メール送って迷惑をかけるんじゃなかった。
    日中関係がどうなっても、同級生はみんな先生のことが好きだから。
    先生を見て、本当の日本人を知ったんだよ。
    先生、だから絶対に自分を責めないで下さい。
    同級生が知ったら、私はみんなにボコボコにされちゃうわ。あはは。きっとそうよ。」



以上なんですが、なんというか、とても自分が勇気付けられたメールでした。

これでとても強く思ったのが、『教師が迷ってはいけない』という事ですね。

もしも自分が弱い部分を見せたら、学生が動揺してしまいます。

やはり、自分はここで『正しい日本人』であり続けなくていけません。



そして、やはり学生があっての、自分がいるんだなっと実感しました。

日中は、しばらくギクシャクするでしょう。日本も中国も、お互いに不信になるでしょう。

でも、自分と自分の身の回りに居る人たちとは、変わらずに元気に行こうと思います。

それが、『真の日中友好』の小さな小さな、でも確かな形なのだと思います。



P.S. その他、北京の中国人の友人Xさんから

「おーい、大丈夫かー?辛くなったら俺のところに来るんだぞー」

なんて温かい言葉を貰いました。全員じゃないっすよ、今回の事件で過激になったのは。
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プロフィール

やんぴん君

Author:やんぴん君
青年海外協力隊員として、
07年9月より、中国の湖北省
恩施市土家族苗族自治州
というカタ田舎にいます。
日本語教師をしています。
サッカーと旅行と読書と料理、
基本的に多趣味です。

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