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青年海外協力隊とは③-協力隊に“適正”があると思われる人-

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協力隊になる前の訓練所の修了式。ここから多くの協力隊が巣立ちます。



こんにちは。この協力隊特集の記事、地震関連の余波により滞りました。

ブログの備忘録的に記しますが、東北太平洋沖大地震、11.03.11. 14:46でした。

時間を置いて検索等でヒットされるケースを想定して、上記を記します。

このブログは元サラリーマン、現協力隊員が内側から見た協力隊員像の説明です。


前回…と言っても遠い過去の話のようですね。随分経ってしまいました。

その①は協力隊とは?の概要を、その②ではメリット・デメリットをお話しました。

尚、このシリーズは『協力隊を目指す人の為のサラリーマン視線からの分析』です。

そこから書き直すこの時間差、その間に起こった時間の濃密さ。計り知れません。


前回の②を簡単に纏めると、メリットは経験と余りある時間による成長の期待でした。

2年間揉まれると成長するし、空いた時間で勉強とかも出来ちゃうよ!ってね。

デメリットは協力隊員という仕事の“不必要性”から来る苦しみでした。

究極的にボランティは居なくてもいいんだよね…えー虚しぃ…っていう事ですね。


シリーズ三回目。『協力隊員はどのような人が向いているか』です。

適正やパーソナリティ、バックグラウンド等の観点からご説明していきます。

尚、以下の文章、結構ネガティブな表現も多いです。

是非、反面教師的な発想を持って頂ければと。そういうつもりで書いています。



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協力隊は本当に多彩な人材がいるなぁって思います。フルートって!



先ず②でもお話した、協力隊の特徴。それは“海外でぽつんと2年間”。

これを苦痛に感じる人は多いはずです。逆に、これを気にしない人は既に適正アリ。

個人的な話で、自分はあまり寂しいと思いませんが、男友達が居ないのはサミシイ。

同僚も学生も女子が多く、反動で男子学生にすげぇ優しくなっちゃってます(苦笑)



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台頭に付き合えるオトコ友達が欲しい。職場の関係上難しいですが。



まぁ、今のはジャブとしてですね。ここからが分析の本題。

協力隊の基本適性面(でも最も大切)では『心身の健康と安定』、これに尽きます。

健康面ではJICA応募時にびっくりする位厳しい健康診断がありますので、ご安心を。

心というか精神面の安定ですね。この安定は非常に大事だと思います。


逆に、基本的な点で最も向かない(≒最も危険な)かなって人は『プッツン型』です。

情熱はあっても、期待にそぐわなかったりすると、「もういい。」ってなるタイプ。

協力隊の生活ってプッツンしたくなるのが基本です。ボランティアで途上国ですから。

尚、自分が協力隊訓練所で「危なそう…」と思った人は、結構、途中帰国しました。



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協力隊同期で遠足?的なイベント。いろんな人が居るなぁって。



次に協力隊への目的意識です。(国際協力/海外生活に興味アリは当然ですが。)

これはリーマン的な考えも入ってきますが、『適度に冷めている人』かと。

言い換えれば「協力隊が高校生からの夢でしたぁ…」は、ちょっと…と思います。

「他の手段も考えたけど、協力隊がポジティブな判断だった」位がベストかなぁ。


それはナゼか!?協力隊に期待を持ちすぎると、その反動も怖いからです。

これは採用側のJICAも思ってるんじゃないかな。一種のODAビジネスですから。

自分の周りに“協力隊が夢だったのに3回落とされた”って人がいました。

「いつかプツンとキレそうだな…」って人。JICAもそこら辺見たんじゃないかな。


逆に飄々としている人って、結構成功している気がします。

これは海外適応能力にも準じているそうなのですが、“柳に枝折れなし”ですね。

また「ま、大した仕事じゃないですよ」って客観的に見られる姿勢も大切です。

思い入れが強いことはいいことですが、その点は冷静に見るべきだと思います。



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人材とは宝なり、これは協力隊に言えることだと思います。この点は素晴らしい。



次に適性のあるパーソナリティです。ちょっと上記と重複しますが。

ノーマルで中庸的な人間が一番いいかなーっと思います。

上述の通り、プッツンする人は向かないと思います。うん、本当に。

次に、内省的(自分とはなにか?的を突き詰めすぎる人)もちょっとどうかと。


内省的なんですが、これは自分にもちょっと当てはまるので反省も込めて。

協力隊すると、周りに話し合える友が少ないので、結局内省的時間が多いんですね。

んで、存在意義など、内省的に考えすぎても、あまり意味ないんですよねぇ。

考えて考えて…結果、マイナス思考になってもしょうがないんです。



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色んな社会経験等、プラスに捉えるかマイナスに捉えるか。大切です。



次にどんなバックグラウンドがいいか、という点です。(職種ではありません)

これは先に結論付けると、『少しでも社会人経験がある人』です。

言いたくはないんですが、言い換えると『新卒はキツい』ですね。

これは何度考えても、「一つの真実だなぁ…」と、悲しくもしみじみと思います。


・日本人社会の中で協力隊という環境は特殊であると認識できるか

・新卒だと職場の人と交渉できない/使われてしまう

・帰国後の職が不安/“日本の”社会人としては歪んでしまう

これらが新卒のデメリットだなっと思っています。



環境の特殊性に関して、リーマン発想ですが、自分はよくこう思います。

「以前との違いはなにか、どこからどう学べるか、どうやって次につなげられるか」

これは職場などの比較対象があるから初めて出来る考えで、そしてとても大事です。

新卒時の自分では出来ない考えでした。これを無駄遣いするのは実に惜しい!


もちろん、新卒で既にこの発想を持てている人もいるかもしれませんね。

また、新卒でないと出来ない『新しい発想』。失敗を恐れずやって欲しいものです。

自分は社会人経験がちょっとでもあるが故に、やりきれていない部分も多いです。

新卒でこの記事を読んでいる方は、どうかこれらの点を頭の片隅に置いてください。



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手前の子は新卒でしたが、非常によく出来た青年でビビりました。



また、職場ですが、外国人の職場の人との交渉は、語学面など簡単ではありません。

途上国とは総じて人材の活用方法が下手です。そこにポッと外国人。

やはり、使われてしまうことが多いんですよね。

自分もなんだかんだ言って“イイ人”的な性格なので結局使われるんですが…


そしてネガティブな側面の最大の理由。それは今の社会では職が不安定。

不景気もあり、また『新卒で海外経験の協力隊』を受け入れる土壌が…残念です。

それから、“日本の社会人”的常識の欠落が発生してしまう可能性があります。

まぁ、これは意識すれば大丈夫だと思いますので、どうかご注意を。


長くなりましたので、最後に総括を。ポイントは以下の通りでした:

海外で一人でも耐えられる / 心身(特に心)の健康

客観/冷静的な(ある程度の幻滅を想定した)視野と判断 

社会人(またはそれに準じた)経験



これらを総合すると、個人的な考えとして、結構女性のほうが当てはまる気が…

現代では女性のほうが適応力・対応力・受容性が高いと思いますし。

ちなみに。協力隊は昔もですが、今は特に女性の方が増えていると聞きます。

まぁ、男性/女性に関係なく、上記の内容をご理解して、運用して下されば幸いです。



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経験者としていい経験を積んでプラスに持っていって欲しいなって。



いやぁ、長らく語ってしまいました。主観的・リーマン的な見解、ご容赦下さい。

この協力隊のススメ、次回を最終号にしたいと思います。

次回(恐らく翌金曜日)は『協力隊とは何か?その意義と展望』です。

ふぅ。あほばかブログばっかり書いてるから、たまにこう言うの書くと疲れるますね。
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プロフィール

やんぴん君

Author:やんぴん君
青年海外協力隊員として、
07年9月より、中国の湖北省
恩施市土家族苗族自治州
というカタ田舎にいます。
日本語教師をしています。
サッカーと旅行と読書と料理、
基本的に多趣味です。

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