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4年生卒業と福島県庁の来校をクロスさせての紹介と考察

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先週の日曜日、4年生が無事卒業を迎えることになりました。オメデトウ!



こんにちは。自分の恩施生活、残り2週間となりました。刻一刻と終わりが近づいています。

その間、先週は4年生の卒業と、今週はテスト&成績付け。ついでにJICAへの報告書。

このやんぶろで書きたいことは色々ありつつも、なかなか忙しいぃぃぃ。

でも、ブログのプライオリティを若干上げて、更新を頑張りたいと思っているやんぶろです。


というのも、このやんぶろは終わりに向けて“劇場型やんぶろ”として機能させているからです。

「やんぼろも間もなく終わりか。」この気持ちを自分だけでなく、皆様にも感じて頂きたい。

やんぶろを通じて、皆さんに一(いち)青年海外協力隊員の収束とその考察を見て頂きたい。


そこで一つお知らせです。

やんぶろ、今週からの2週間、出来る限り更新速度をあげようと思います。目標は二日に1回。

そうでもしないと自分の伝えたいことを伝えきれず終わってしまう。それだけは避けたいぃ。


さて、それでは今日の本題です。

5/30日。4年生の卒業論文審査が終わり、4年生は晴れて卒業の身分となりました。

教師も後は卒論の成績をつけるだけで、学生・教師共に、フィナーレを迎えた形なります。

4年生のみんな、本当におめでとう。そして新しいフィールドへ元気に飛び出してください。


この4年生とは2年前、自分は3年生会話から始まりました。

何度かブログの考察で書いていますが、一筋縄では行かない、結構問題児学年でした。

授業は受身的、教師との信頼関係が崩れ、学年のまとまりも悪い、そんな学年でした。

自分は彼等との授業等を通じて、多くの物を学び、それを他学年にフィードバックできました。



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サッカーのチームメートでもある仲のいい4年生。泣いてる風なのはバカ教師。



・学ぶ姿勢
彼等は1,2学年の時、外国人教師の授業が無いという状況に遭った学年でした。

また教師の異動等で、若干“谷間世代”扱いされてしまった学年でもあったと感じています。

これは完全に学校及び教師の責任。その結果として、以下の現象が見られると感じていました。


1.外国人慣れしてない
2.外国語をコミュニケーションツールとして使えない
3.教師との信頼関係が築けていない


結果、彼等は(少なくとも自分が受け持っている1-4年の中では)一番消極的な学年でした。

外国語とは、自分の学ぶ姿勢に正直に返って来る学問です。机に向かうだけでは難しい。

そして消極的とは会話レベルの低下につながり、学ぶ姿勢とそのハンドリングが難しかった。


・取捨選択するということ
会話に対して積極的でないという現実から、自分にとって全学年で一番悩まされた学年でした。

彼等の中に学ぶという気持ちがあるのは分かるのですが、消極的姿勢が直らない。

その現状で自分が出した答えは“ビジネス日本語を開き、学びたい者だけ学ばせる”でした。


自分のビジネス日本語の基礎は彼等から作られたと思っています。

「積極的に学ばない奴は来るな」それが追加授業で教える代わりに付けた条件。

優秀だが積極的な気持ちがくすぶる学生を別環境に置き、精鋭クラスの布陣にさせる事でした。


この取り組みはある程度の成功を収めたと思います。なぜなら出来ない学生を“切った”から。

この取捨選択はある意味で残酷な選択であり、それが正しいのかの判断は難しいです。

ただ、自分が教師として、また学校の運営者として、一つ視野と手段を広げた出来事でした。


・人間性
そんな彼等とのビジネス日本語を通じて、それでもやっぱり「何かが違う」と感じていました。

言い換えれば「それでも彼等を社員としては欲しくない」と自分が感じ続けたこと。

数名はイイ線いっていましたが、全体としての感想として「要らないな」でした。


正確に言葉にするのは難しいのですが、端的に言えば『人間性』の問題でした。

日本語の問題以前に、彼等の姿勢なり態度なり、そういった事が問題なのだとわかりました。

自分の日本人的観点が占めている点が多かいですが、一応自分も中国企業を知っています。


例えば非礼に始めり、他人を思う気持ちの欠如、言葉だけ丁寧な慇懃無礼であったり。

それらは彼ら自身の問題かもしれません。教えてこなかった教師側の責任かもしれません。

しかし、そんな彼等を通じて、反面的に自分が他の学年に教え、実行した事は多くありました。



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夜は卒業パーティー。なんだかんだ最後は無礼講。みんな一緒に盛り上げりました。



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泣け、若人よ。泣いて、そして成長してください。



話は一気に変わり、10日前のスピコンの話に戻るのですが、特別審査員をお招きました。

それは福島県(県庁)上海事務所の方です。

特別審査員としてお招きしたと同時に、学生との交流も行って頂きました。

古くからあったツテを利用して、今後も続く関係として、自分の最後の仕事でした。


実は福島県と湖北省(日本の県に相当。恩施はその下の単位の“市”ね。)は友好都市関係。

更に同僚がその交流で1年間福島県庁で勤務経験があり、また自分もJICA関係でつながりが。

また、今年の日本祭りにも福島県にご協力を頂いており、かなり良くしてもらっていました。

この場をお借りして、改めての御礼、と今後の関係維持を心よりお願いしたいと思います。


ご存知のとおり、福島県は目下、最も大変な環境にあるとも言えます。

そんな中、この辺鄙な恩施を忘れずに、義理堅くお声をかけて頂き、大変感謝しています。

今いる先生にもお願いしたのですが、この関係は是非続けていってもらいたいと思います。

そして、ここからブログの話は先程の4年生とぐぐっと関係性を持っていきます。ぐぐぐっと。



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スピコン審査員、交流、そして講演までフルでお願いして快諾して頂きました。



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上記2枚は2年生との交流の様子。学生達に“生”の日本人に多く触れ合ってもらいたい。



・交流の創出
4年生が消極的であった一つの原因。“外国語を使う環境と機会の欠落”があったのでは。

自分は彼等を反面教師として、低学年の内になるべく機会に触れさせようと思いました。

更に1,2年生の素直な間が勝負だなっと。それが今の4年生から学んだ事の一つ。


恩施に来た人に、なるべくお手伝いをしてもらい、交流を通じて実践の場を提供しました。

外国語の大きな要素がコミュニケーションです。外国人との会話慣れもその内の一つ。

その実践の場の提供は、外国人である自分が一番長けており、求められている事の一つでした。



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今度は1年生との交流の様子。


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1年生には特に多くの機会を…と考えています。やっぱり最初は肝心。



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みんなでパシャリ。ちなみに彼等はこの後ラジオ体操大会があり、統一Tシャツなんです。



・言葉の先にあるものとは
そして今回、福島県の皆さんと3年生“精鋭”によるビジネス会話で、とても印象的なことが。

それはビジネス会話で面接の特訓(入室から質問、退出まで)に参加して頂いての一幕でした。

多くの学生との面接を通じて一番評価が高かったのが、ちょっと個性的な男の子だったのです。


日本語を綺麗に話す学生、お辞儀や礼儀が完璧な学生。それらを差し置いての好評価。

彼の“人間性”が評価された、そんな一幕。これは教師・学生共に驚きました。

「彼の真っ直ぐの目と、質問の答えに彼の人柄を見て、一緒に働きたいと思った」という評価。


「そうか。これが人間性なのか」自分はこれを学生に伝えられたのだと気が付きました。

言葉の美しさや表面上の態度(≒授業で学べる)とその先にある人間性(≒授業外)。

それは4年生に伝えきれず、またそもそも授業では伝えきれないかもしれない事でした。


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貴重な面接実践の場となった授業。また、自分の意識のターニングポイントでもありました。



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一番評価を受けた男子学生。彼は“愛されキャラ”。やはり人間性の勝ちなのでした。



話は長く、そして入り組んでしまいました。そろそろ終りにしたいと思います。

話は4年生の卒業に戻って。彼等はこれから社会に出て、色々な経験をすることでしょう。

頑張れ、若人よ。自分もギリギリ若人だが、君たちはブッチギリに若人だ。

自分は日本人として、君たちの教師として、人生の一(いち)先輩として、応援しています!



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おめでとう!新しい船出、元気に力強く、漕ぎ出していってください!
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プロフィール

やんぴん君

Author:やんぴん君
青年海外協力隊員として、
07年9月より、中国の湖北省
恩施市土家族苗族自治州
というカタ田舎にいます。
日本語教師をしています。
サッカーと旅行と読書と料理、
基本的に多趣味です。

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