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今学期、ヒアリングが熱い!!が、悩みも多い!!

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こんにちは。秋風薫る恩施でしたが、今日、またしても熱風が帰ってまいりました…

今日の気温は34度(+デフォルトの湿度)。くっ…残暑かよっ!!

去年、地元出身の学生が「国慶節(10月1週)が終わったら涼しくなります」と言っていました。

そう簡単には楽にはさせてくれねーな…っと天に向かって愚痴を吐く、やんぶろです。



さて、今学期、3年生のヒアリングを担当しています。ヒアリングは初の担当です。

元々、会話専門的なセン公だったのですが、代理で急遽自分の担当に。

この授業の進め方に少なからず頭を悩ませています。。

何故かと言うと、前任者の授業の進め方と自分の考えるヒアリングの授業が違うからです。



初めてのヒアリングの授業、先ずは前任の教え方通り、教科書の内容に沿ってみました。

この教科書は授業で指定されている教科書(代理で受け持ったので、教材は自分で選んでいない)。

一つの物語を少しずつ流していき、各所で問題を出す、こんな構成です。単語は相当難しめ。

例えば、こんな感じ。まぁ、あくまでイメージですよ。



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おばあさんが川で洗濯、おじいさんが山へ芝刈りに…すると、川から何か流れてきます。

問い:おばあさんは何をしていましたか。
※実際はもっと高度な内容・単語です。桃太郎はあくまでイメージ。
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まぁ、こんな感じ。そこで学生に問題を解かせる為に指名すると、不思議な現象が起こりました。

学生:「キビ団子をあげました。」

え!?なんで後半部が分かってるの??(実際は桃太郎では無いので、話を知っている訳無し)

なんと学生達、予習でヒアリングを全部終えていたんです!



自分はここでフト思いました。「おいおい、これじゃ授業の意味、全く無いじゃん…」っと。

先に聴き終えているんであれば、先生の仕事は解説だけになるのではないでしょうか。

事実、これまではこのように、先に聞いてきて、授業で解説を聞く、という形式だったようです。

これって、ヒアリングと言うか、自習+ただの解説がある授業では無いだろうか…



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指定教科書。学生は全て音源を持っており、学生によっては教師用の参考書も持っていて…



そこで、バカ教師一気に面舵を右に一杯。ちょっと方式を変えてみました。

第1課から一気に第4課に飛ばしてやったのです。ヒアリングの緊張感を持たせてみました。

そうするとどうか…はい、ボロボロでした。元々この教科書は単語が難しいので、まぁ当然。

しかし、改めて驚く事が起こりました。



聞き取れなかった学生が、分からない問題に急に恥ずかしがったり、消極的になったのです。

セン公:「はい、○○さん、今のはどうでしたか?」

学生 :「・・・・(終始無言)」


おいおい…授業なんて間違えて当然ですぜ、ダンナ。とはいえ、中国の学生は間違いを恐れます。



我が校の学生は口々にこう言います。『日本語能力試験はヒアリングが一番難しい』っと。

今回、授業をしてみて、なんとなく納得できるところがありました。

試験のヒアリングなんて一発勝負。基本は100%聞き取ることが出来ないよう構成されています。

学生達は先に全て自習する癖が付きすぎているのではないかと。100%聞けないとイヤなのかと。



っという訳で、今後の授業構成を変えてみることにしました。

これまでの授業(他の教師):教科書を順に聞かせて、それに対して解説を行なう(学生の予習前提)

これからの授業(バカ教師):教科書・視覚教材提供・1/2級試験問題参考書の学習のミックス

また、全て予習不要の構成にして、授業に緊張感と臨場感(=テストの雰囲気)を持たせます。



1/2級試験問題対策はちょっと悩みました。学生の10%は試験を受けないからです。

でも、大多数の意見として、ヒアリング対策的に取り組もうと考えています。

ヒアリングの問題はポイントを掴めばいいのです。100%聞き取れる必要はありません。

(特に不要な副詞・形容詞等の描写・問題の筋とは関係ないストーリー等。)



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テスト対策に使う、新しい能力試験用のヒアリング教材。from日本です。



また、教科書の内容も踏まえますが、それ以上に、学生に“生教材”を提供しようと思います。

このヒアリングの正式な授業名は『视听:視聴(見て聞く)』なのです。

耳だけではなく、目からも情報を流し込んでやろうと思います。

“視覚からの情報収集”、これも大切な外国語教育だと思っていますし。



っという訳で、ナンカ熱く語ってしまった、今学期のヒアリング授業。

もうちょっと試行錯誤が続くかもしれませんが、学生の有益を考えればこそ。

自分は、「先生は偉そうに解説だけ」なんて認めません。先生自身も工夫が大切です。

って訳で、視覚・聴覚でなんかいい資料があったら、教えてください!(最後は宣伝かよ…)



歌を流すのはちょっと授業では効果が低いので(歌だと発音もはっきりしない)、ニュースとか。

それと、Youtubeとかでオススメがあれば、是非ご一報を!!

試験勉強だけでなく、『これは勉強になる!日本の生(の声)だ!!』っという物があったら…

あなたのご意見が我が校の学生の明日の成長につながります!!(最後は超押し付けがましい…)



あ、最後にお決まりの料理自慢。この前、ピザパーティーの具が余ったので作ったパスタ。

パスタはやはりトマトソースがいいですね。王道って感じがします。



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『小海老のディアボロ風』。ディアボロは悪魔って意味でピリ辛を指します。
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本業も!

料理だけじゃなく本業もがんばってるね!
安心しました(笑
ヒアリングの教室、とても懐かしくコメントしました
年目やんぴん先生、今学期も身体に気をつけて加油!

No title

ほかの先生のリスニングの授業の進め方、びっくりですね!
でもありえそうだし、そうすることもなんとなくわかる・・・からなんか切ない。それにしてもそれはリスニングじゃないですよね!

No title

すごいいい教室ですね!
実は自分の大学にも日本の援助で
LL教室ができることになったんですが、
使いこなせる自信がないっす・・。

この学期が終わったらどうだったかまた
聞かせてくださ~い。

No title

>yuko.ca

おぉ!!我が同級生よ!!
一応、教師やってますから…ご安心を…

ヒアリング懐かしいよね。自分も全く同じ気持ちになりました。
○田先生の授業が懐かしい…

yuko.caも頑張って!
また、コメントください!!


>misa殿

ねーー。非常にショッキングです、正直。
『効果と成長』という事を考えると、なんか思いつきそうなんだけど。
結局、学生がかわいそうなんですよね。。。


>negi@CR氏

LLの活用って自分も今、模索中です。
特に難しいのがフィードバックだなって思ってます。

貴君も同じ辛さを味わってくだされ…ふふふ…

今学期末、自分の失敗談を聞いてやって下さい~涙。

No title

LL教室あったら面白いこともできそうですよね!(レベルによりますが・・・)大学時代、フランスのアニメを見ながらアフレコ挑戦したりして面白かったのを覚えています。映像がけっこうつかえますよね?それと、日本のCMを見せて、何をコマーシャルしてるか?っていうのをguessさせるとか。(わざとわかりにくいのを選んで)

いかんせん、マーシャルにはそういう教室はないので夢のまた夢です

それとやんぴんさんや、料理隊員ぶりもみごとなもので!キムチ、ちょっと挑戦してみようかなと思います。いかんせん、白菜とか高いんですけど。。。韓国人の人にも聞いてみようかな?(この島でごく少数)

No title

>misa殿

オフレコとかCM、面白そうですね!!
これならYoutubeでも落とせるし、楽しい授業になりそう!!
頂きです!!ありがとうございます!!
そうですね、本当に可能性は色々ありますね!!

マーシャルにはそれが無いのですか…残念…

料理、まぁ、今のライフワークに近いですからね…
でも、おつまみつくりは楽しい!
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プロフィール

やんぴん君

Author:やんぴん君
青年海外協力隊員として、
07年9月より、中国の湖北省
恩施市土家族苗族自治州
というカタ田舎にいます。
日本語教師をしています。
サッカーと旅行と読書と料理、
基本的に多趣味です。

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