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今学期のまとめ①~日本語教師として~

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1月18日の恩施。今年は雪が毎日降っています。



こんにちは。ブログの更新が滞ってしまい、失礼いたしました。

先週は学校が終了するや否や、所用により中国を行脚していました。

今、恩施に戻っていますが、改めて思う事。寒い!!今年の恩施、とにかく寒いです!!

トップの写真の通り、毎日小雪が舞う、真冬の恩施から、ガタガタ震えるやんぶろです。


さて、今日から毎日、3回くらいに分けてのまとめブログを書かせて頂こうと思います。

毎学期終了時の決まり事であり、自分の中では1学期を整理するとても良い機会でもあります。

そしてこれをすると、自分は「あー。今学期終わったんだなー」って思うわけです。

今日はその①。日本語教師としてのまとめブログです。


っという訳で、今日から3回くらいのブログは、文字だらけ必至の恐怖のモジモジブログ。

興味の無い場合は即座にこのブログを閉じて、スリムクラブでもwikiる事をおススメします!!



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文字だらけですよ…引き返すなら今のうちですよ…


今学期の自分の担当授業は以下の通り:
----------------------------------------------------------------------
・一年生会話  ・・・・・・・・・・・・・・・週1回×3クラス
・二年生会話  ・・・・・・・・・・・・・・・週1回×2クラス
・三年生ヒアリング(含む視覚授業)・・・・・・・週1回×2クラス
・四年生卒論指導&日系企業就職対策・・・・・・9,10月のみ、不定期
・その他、補修クラスを随時開講(全3クラス開いた)
----------------------------------------------------------------------
これらの授業について、順を追って説明していきます。
尚、四年生は割愛です。彼らはもうほぼ卒業にあるので、教師の下から羽ばたいていますし。


二年生会話:
今学期、一番スムーズで安定した授業でした。
得点をつけるとしたら、85点はつけられると思います。


っというのも、彼らは1年生のゼロ初級(その外国語を一から学ぶレベル)から教えています。

従って、完全に授業コントロールが出来ており、ある意味自分の計角通りに来ています。

また、この学年は人数がちょっと少なくて、そのお陰で学年の雰囲気がとてもいいんです。

だから、今学期の授業もとてもやり易く、そして一年生からの段階的成長が出来ました。


この二年生。最も素晴らしい事は話そうという意欲が高い事です。

外国語を積極的に実践に使おうとしているんですね。これが非常に良い傾向だと思います。

事実、数人のレベルはもう三年生を超えていて、来年は文句無しのレベルに達すると思います。

そして、そのレベルに引っ張られ、全体のレベルも上がっているという情況が生まれています。



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二年生は自主性も素晴らしい。みんながみんな、頑張ってくれます。



今後大切なのは、彼等のやる気を継続させていく事だと思います。

「学ぶ楽しさ」が彼等の中にはあるんではないかと思うので、そこを上手く刺激できればと。

具体的に言うと、三年生のビジネス日本語の聴講等の機会を与えて刺激を与えようと思います。

彼らは自分のビジネス日本語を受けることが出来ない(帰るから)ので、せめて聴講だけでも。



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ディベートも頑張った二年生。来学期もヨロシク!!



三年生ヒアリング:
担当先生が日本にいく事になり、緊急登板から始まったヒアリング(含む視聴覚内容)。
事実、結構大変でした。自分の中では70点です。
授業の“柱”たる物を確立するまで時間がかかりすぎた為、大きくマイナス点としました。


その“柱”とは何かというと。

『聴覚だけでないヒアリング』と『1級テスト向けヒアリング』です。

これが確立できたのは第8週目以降、全16回ですから半分過ぎてからでした(第4週から担当)


『聴覚だけなく視覚も使うヒアリング』とは。

ヒアリングとは、電話やラジオ等、純粋な聴覚場面以外、結構多角的な能力だと思っています。

例えば、外国人との話の中で、100%は聞き取れないけど、雰囲気で全体像は分かるとか。

視覚で理解したり、話の流れを立体的に理解する。これも十分ヒアリング能力だと思います。


折角視聴覚を含んだヒアリングの授業だったので、その点も考慮に入れてみました。

まぁ、結構実験的といってもいいかなって思います。

学生にはその点を何度も説明したのですが、結構面食らった子が多かったです。

「え?ヒアリングって聞くことでしょ?」って。


例えば、ドキュメンタリー等、すごい難しい内容の教材を用意します。

もちろん100%理解は不可能です。でもこれは、全体像を掴む訓練です。

っていうか、『100%単語を知っている』なんてヒアリングは、実践ではあまり無いですから。

んで、単語等は後追い指導にしてみました。まぁ、中国では実験的だと思います。



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一人一人の能力が全部分かっている上での三年生のヒアリングでした。



それともう一つの『1級テスト向けヒアリング』。これも時間を割いてずっと指導しました。

我が学生は口を揃えて「ヒアリングが一番難しい」と言います。みんな判を押したみたいに。

その全面支援的に行なったのですが、効果の程はまぁまぁかなって思っています。

練習を豊富にしたり、解説等に力を注いだのはもちろんですが、もう一つの理由から。


学生が口を揃えて言う「ヒアリングが一番難しい。」これ、みんな頭から信じているんです。

でも、所詮テストの為のヒアリングなので、対策はあるし、極度に怖がる必要は無いんです。

「ホラ!こうすれば簡単!」って、ある意味マインドコントロール的な指導を心がけました。

この方向性の指導は結構良かったのではないかなって自分で思っています。


『聴覚だけでないヒアリング』と『1級テスト向けヒアリング』。

この二つ、良く考えたら矛盾しているんですよね。これには理由があります。

3年生、テスト勉強に向かえば向かうほど、話す能力や実践的な能力が落ちていくんです。

今学期、3年生がどんどん日本語を話さなくなり、偏った勉強になっていくのが目に見えました。


今年は彼等の会話を持っておらず、去年一年生ずっと彼らを見ていた自分は非常に歯がゆい。

学生には何度も会話の重要性は説いたのですが。止めきれない傾向でした。

だからヒアリングの授業では、総合的な学習とテスト向けの2本立てにしたのです。

しかし時間が足りなかったかな~っとちょっと残念に思っています。



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一年生会話:
あえて一年生を最後に持ってきました。この学年は結構ヘビーでした。
自己採点では60点。うーん。。全然納得できていません。。。


何度か『新人類』と称している一年生。去年の二年生とは大きく違うところがあります。

それは“主体的に日本語を勉強していない”という点です。

「授業で日本語を教えられるから、日本語を学んでいる」という受身な学生が恐らく半分います。

この考えの学生に週1回の会話が有効に働く訳が無い。正直、毎週必死でした。


自分が今学期取った方法は
・出来る限り楽しく会話をしてみる
・習うだけではなく、『自分で探してみる』会話をする
・自分から進んで発話してみる


っと、基本的な事ばかりです。

自主性を引き出し、楽しく学ぶように授業を作っていました。ゲーム増やしたり。

単純な練習を増やして、先ずは定着を優先したり等。


しかし、成功したとは言い切れないです。

彼らが受動的である典型的な例があります。この学年、辞書を持ち歩かないんですね。

自分は何度も「辞書無しで外国語が話せるようになると思うな」っと脅したのですが。

全然効果なし。。最後まで会話の授業で辞書は持ってこなかった学生がほとんど。



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新人類と称される90年代生まれの一年生。みんな人はいいんですよ。



ここで、『何故、今年の一年生は他の学年(特に今の2,3年)と違い、勉強に消極的か?』

これを検証してみたいと思います。

先ず、理由の中に“新人類だから”はありません。それが理由ではないと思います。

大きな理由の一つは、基礎日本語を指導した先生に一年生指導のやる気が無かった事です。

彼らが『新人類』であるという点を考慮してそれにあわせた指導をしなかったことかなっと。

そして、それを正せなかった自分や自分達の組織に問題があると思います。


実は今学期、やる気の無い先生、新しく入ったやる気のある先生がクラス別に担当しました。

やる気ない先生は日々学生の愚痴を言っていて、

やる気のある先生は、授業は全部日本語にしてみる等意欲的。

結果どうなったかというと、この半年で学生のレベルに驚くほど差が開いてしまいました。

第一学期でレベルの差が出るというのはちょっと異常事態です。

来学期でなんとか軌道修正をしようと、先生達で会議を開いたほどです。


まぁ、やる気ない先生を責めるのは止めたいと思います。

結局は持っている牌でうまくやりくりしなくてはいけないのですし。

それを知りながら直せなかった、正せなかった。ここに大きな問題がありますし。

ただ、それほど指導者によって変わってくるという事態なのかと、改めて勉強になりました。

尚、やる気ある先生の学生はみんな辞書を持っているんです。残念ながら。


その中で自分は外国人教師として、彼等の軌道修正にどれだけ役に立ったか?

これは、目に見えるほどの成功は生み出す事ができませんでした。悔いが残ります。

それで自分の自己採点が60点。影響を与えられなかったという点で、です。

来学期、頑張って、彼らを引っ張りあげていきたいと思います。



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学生達のやる気を以下に引き出すか。これは教師の大切な仕事です。



来学期に向けて:
言わずもがな、来学期は最後の学期です。
悔いを残さないよう、以下の点で頑張ろうかなって思っています。


・一年生の指導強化。他の先生とより連携して彼らを浮上させる
・二年生はこのまま指導。脱落者をなるべく作らないように注意する
・三年生はビジネス日本語でビシビシ鍛える。指導の差別化を。
・四年生を無事卒業まで導く。卒論のまとめ役になる。



この中で、三年生のビジネス日本語についてご紹介します。

実はこれが自分の中で一番自信があり、また好き勝手(?)出来る楽しい授業なのです。

理由は、選択クラスとして開講するので、全員参加ではなく、出来る子だけ参加するから。


ひどい言い方に聞こえるかもしれませんが、3年生後半で会話が全然できない子は、もう無理。

ここまで来ると教師がどうこうより、学生の学習態度や1年からの積み重ねだからです。

その意味で、自分のビジネス日本語はそれらの学生を切った、非情な授業にしています。

その分、頑張る学生には心血を注いでやろうという魂胆です。


最後なので、去年のビジネス日本語より、もっと厳しく行こうと思っています。

学生が「厳しかった…でも勉強になった…」と思ってもらえるように厳しく指導しようと。

最後の学期は楽しくいければそればベストなんですけどね。

でも、“人がいい先生より、指導がいい先生”を優先したいと思っています。


はい、なんか随分長く語ってきましたね。

ここまで読んだ方、文字ばっかりでぐったりだったかと思います。すいません。。。。

次回は(明日になるかな?)まとめ②、協力隊員としてのまとめにしたいと思います。

ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました!!(って、いるのか!?)


最後に。

以下は今学期、自分へのご褒美として購入したものです!!!



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冷蔵庫!!!



ではなく・・・



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クッキングタイマー!!!これ、めっちゃ欲しかった!!!
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No title

ママです。
あなたの日記は、相変わらず長すぎるわね。ママ、読み終わるまでにレーズンロール5個とコーヒー2杯も飲んでしまったわ。
あなた、今学期の指導に結構苦労したみたいね。ママにも違う分野で指導の経験があるけど、「ポイントは一つ、言い方無限」という考え方でいたわ。それぞれ性格と捉え方が違うから、違いを見極めた上で指導するのね。でも、これが結構シビレるの。だってそうでしょ、一歩間違えたら取り返しのつかない事になるんだから。ママも「お前、責任取れよ!」って言われた事あったわ。
何はともあれ、あなたにとって最期の学期、あなたの情熱と思い出を学生さんに残すのはいいけど、失望や悔いだけは残さないようにしなさいね。
ママは、いつでもあなたの帰りを待ってるわ。(ママも、また長くなってしまったわ・・・)

No title

学期終了、おつかれさま。
こうやって改めてみてみると、何百人もの生徒を受け持つのがいかに大変か(喜びももちろん!)こちらにも伝わってきます。
辞書を持って来ない子がいるのにはビックリ!!

個人、クラス、学年単位でみていくと、ホントにキリが無いのは仕方ない!でもこれが正解っていうものは無いし、評価は自分ではなく、人がするものだからねー。だから頑張んないといけないんだけど。
しかし、やんぴんの生徒さんはいつも「先生はホントに真面目です!(涙)」って口にしてるよ。

立場的に、残りの期間は生徒だけでなく、指導する側の方に対してもうまく導き出していかないと!かな?

「人がいい先生より、指導がいい先生」先々の為に、私もこの言葉を胸に奮闘していこうと思います。お互い頑張りましょ。

本文とは関係ないけど・・・
お花見の写真、懐かし~!
そしてキッチンタイマーは何用なのか?

No title

>ママ

すいません、長くて…。本当に…。

ママ、なんかすんげぇですな!
「ポイント一つ、言い方無限」って!!

ちょっと外国語学習にはどうかと思いますが、とても勉強になりました。さすが、ママ!!

ラスト1学期、楽しくやりたいと思います!!


>nao

このプレッシャーを感じてはいけないし、一人一人に感情移入しすぎてはいけないんだけどね。どうもそこら辺下手くそで。

でも、『辞書を持ってこない』ってのは、有り得ないよね。
ホント、どうやって学びたいんだろうって不思議に思う。

キッチンタイマーは色んなもの計りたいんじゃ!
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プロフィール

やんぴん君

Author:やんぴん君
青年海外協力隊員として、
07年9月より、中国の湖北省
恩施市土家族苗族自治州
というカタ田舎にいます。
日本語教師をしています。
サッカーと旅行と読書と料理、
基本的に多趣味です。

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