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2年目の日本祭り開催~考察編~

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こんにちは。日本祭りが終わって新たな一週間。学生のモチベーション、上がってるようです。

授業をしても、会話などで積極性がなんとなく違います。いつも顔を合わせてると分かります。

やはり彼等の中で、達成感や成功が気持ちいいのでしょう。教師的には嬉しい限りです。

高揚感がまだ残ってるな…ふふっ…と次の一手に向かってほくそ笑むイヤラシやんぶろです。


さて、今日は先に行われた日本祭りの考察編です。

運営面での話や、中国人学生との付き合い、今回のお祭りで気になった点等のお話。

今回の話のターゲットは日本語教師と中国人と関連のある方、そして異文化を学ぶ方達です。

もち、自分の考えの再整理をメイン目的としておりますが、もしご参考になれば幸いです。



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今年はついに『打ち上げ』が出来た!!2年間の一つの目標が叶ったぁ!



今回の、2年目の日本祭り。結論から言うと、“楽”でした。

マンパワー的ではなく、8割方は思惑通りに運んだので、気持ち的な面で楽でした。

その最大の理由は、去年の良い点・悪い点を上手く利用すれば良かったことと、

監督役であった自分が幹事の2年生のキャラクターをほぼ把握できていたためだと思います。


ざっと箇条書きと簡単な説明を加えるとですね。

去年を踏襲しての成功のポイントです。



準備段階:


☆学生を組織化させ、“誰が何の担当か”を明確にして、責任を持たせる。

 これは中国の“横のつながりが薄い(協力し合わない)”を逆手に取った考え。 
 
 組織化は時間が経つ程に効果が出てきた(自覚が生まれる為)のですが、この組織化を

 更に成功させるために、“組織を組むメリット”先に教えると良かったかもしれません。


☆中国人の“直前で頑張る”“本番に強い”を信頼して、焦らないでどっしり構える
 
 学生達が本番前でどこまでマクってこられるか大体想像が付いていて、まさに2年目効果。


☆学生のパーソナリティの理解。褒める・励ます・叱る・焦らせる等を使い分ける
 
 2年間一緒の2年生相手だからこそ出来たのですが。いい意味での『人の使い方』ですね。
 
 叱られた学生はたまったもんではありませんが…これ、結構自分の中でちょっと自信があり、
 
 “どうすれば学生が奮い立つか”を考えた上での上記チョイスをしています(つもりです)。


☆『予定は未定』を常に念頭に置き、急な変更にも対応。

 今年の日本祭り、2回の急な日程変更がありました。くそったれ…って感じです
 
 でも、頭の中で想定できていたというか、準備が出来ていました。

 これは危機管理能力の一つを学べたなって、学校?に逆に感謝しています。



2年生と
ラストの日本祭り、みんなから写真を撮ろうと言われました。幸せです。これは2年生。



当日:


☆浴衣試着等、目立つ出し物は目立つ位置。目立たない物はある意味捨てる覚悟。

 営利性のものではないですし、見る方見せる方、お互いが納得出来ればいいかと。
 
 日本人的な“目立たないところも全力!”は押し付けになる事もあるのかと思います。


☆学校のバックアップや予算(←これ大事!)には全力で挑み、勝利を勝ち取る

 今回、自分が本気になったのはここだけかもって位。尚、学校の予算は前年度の2倍強。


☆学生がお客さんを無視して自分が楽しむ為の行動に走っても許す!寛容さ。

 誰の為のお祭りかって考えると、根本的には彼等の意識向上が目的なので。大目に見ました。
 
 でも、去年同様に午後を回ると学生が疲れてダレるダレるw。お客さんそっちのけです。



3年生と
ホント、みんなから写真をお願いされて、こんなの日本じゃあり得ない。これは3年生。


これだけ書いてるとどんだけ自慢野郎じゃって感じですね…

ただ、自分で書いていて思うのですが、自分は寛容になった…というか現地化?

ちょっとそれが不安になりました…。誰か、間違っていたら突っ込んでください…

さぁ、続いて、もちろんあります、反省点。



今年度、準備・当日等を通じての反省点:


☆今年もマンガ展示や野球指導等、無計画過ぎる出し物は、“放置”に近かった。
 
 準備の段階で分かってたのですが、うるさく言わず、結果、やはり必要性が薄い出し物でした。


☆2年生と1年生の協力関係が悪く、自主性に任せても、あまり変化が生まれなかった。

 先生がとやかく言いたくなかったのですが、中国人の気質(あかの他人には冷たい)を

 考慮すると、教師が積極的に介入しても良かったかなって思いました。

 (尚、自分が無理やり一緒に野球練習をさせた2年男子と1年男子はなかなか仲が良かった)


☆去年同様、午後になると疲れてだれて、お客さんを無視。態度も粗野に。つまり自己満。

 上記の寛容さでも述べていますが、許すとは良い事とは限りません。
 
 これは国民性やサービス性等にも関係してくるので難しいのですが、今年は完全にスルー。
 
 「日本人らしさ」的なものを教えたほうがいいんでしょうかね。難しい判断です。



1年生と
他学部の人とか、サインとかお願いに来てたし(苦笑)。断りましたが…これは一年生。



以上、ざっと総括的に箇条書き的に書いてみました。

今回のブログ、お祭りからちょっと離れて、日中の考えの差異についてもちょっと考察。


今回の日本祭りで楽に感じたもう一つの大きな理由。それは協力者の日本人が居たことです。

どちらも女性で、同僚の日本人教師(1年目、年上)と日本人留学生(1年目、年下)のお二人。

同僚の先生は和服担当を、留学生の方にはよさこい踊りをお願いし、とっても助かりました。

そのお陰で自分はお祭りの監督的な役割に集中できたからです。去年よりホント楽…


このお二人、共に中国人主催のイベント事に関与するのは初めてで、んで対する中国人学生。

自分はこの間を取り持っていて、面白い日中の差を感じることがありました。

中国の組織を知っている方には『あるある』かもしれませんが、簡単に事例をご紹介。



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頑張った『よさこい踊り』。20%の想定外の中の一つにこの踊りの良さがあります。



日「まだ準備しないの!?」vx中「なんで今から準備!?」

これは日中の筆頭。「お祭りまで2週間」を“たったの”と思うか“まだ”と思うか。

都市/非都市というのも関係がありますが、これは日中の時間の感覚に差がありますよね。

ちなみに自分は今回、完全に中国人ヨリ。去年なんて8日間ですからね。余裕余裕。


日「人数等の把握をして~」vs中「ある程度合ってりゃいいじゃん」

これも上記と少し似ていますが、計画に対しての緻密さをどこまで求めるかということ。

学生はまぁズボラ過ぎる気がしますが、日本の内容重視と中国の結果主義も関係してるかと。

結果オーライが最も一般的な考えである場合、確かに緻密な準備は少なくなります。

これ、自分は中間的。緻密過ぎて時に非効率になる事もあるよな…って思ったりしました。


日「お客さんもてなして!」vs中「自分達のイベントですもん!」

これは上記でも話しましたが、サービスマインドの違いというか、根源的に主義の違いか…

さすがに自分も日本人より。“おもてなしの心”を教えたいなって思ってます。

尚、日本の文化祭的なのを想像していた日本人の方は、この自己満さにすんごい驚いてました。


日「頑張ればそれでいいよ」vs中「メンツ、かかってますから!」

学生が直前で「やるからにはメンツだ!」って急に必死になり、日本人が止めようとした一幕。

これは自分は学生を尊重させる。「これが国民性だから。やらせてみましょう。」っと。

メンツの概念って難しいですが、これは外国人が踏み込むべきではない領域だと思います。

ここに日本人的考えを入れようなんて、よほど理解がないと、単なる押し付けじゃないですかね。



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よさこいが終わって、ホッとしたような晴れやかなような、みんなの表情。



長くなりました。文字が多くてすいませぬ。最後にちょい自慢?を(既に自慢しまくってるのに…)。

中国の学生は先生をものすごく尊敬します。というか、教師は不可侵な領域ですらあります。

自分、日本祭りの集合写真で、去年同様にある共通点があります。

それはいじられてる事w。しかも今年はものすごい静かな女の子にいたずらされたw。



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この写真の右手にバカ教師。その後ろにいる普段はおとなしいRちゃんが…



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全く尊敬されてないだけかもだけどね!!
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No title

お疲れ様でした、笑顔がステキ。
分析をやけながら読みました、すばらしい俯瞰力。
いよいよ集大成、学生はもちろんだけど、この2年で一番成長したのはやんぴんだろうねー。間違いない。

No title

ママです。
今年は特に大成功だったようね。学生さん達の顔がキリリとしていて、ママは年甲斐もなく惚れてしまいそうだわ。
あなたの顔にも達成感が溢れていて、本当に良かったわね。
日本人と中国の人のギャップなんて、いちいち気にしていたら身が持たないわよ。国民性と歴史が違うんだからね。
あなたも、そんな中国に揉まれて寛容になったのか丸くなったのかわからないけど、あの毒毒しく吐くセリフのキレだけは失わないでほしいわ。

No title

>だお氏

「こいつ、遊んでたんだろ」って思われたくないですからね。。
それでなくても、皆様の成長に少しでも付いていかないといけないのに。


>ママ

ママ、お褒めの言葉をありがとうございます。

そうですね、いちいち気にしなくていいんですよね。
さすがママ!!

毒はすんげぇ吐きますよ(苦笑)。たまにセーネンにびびられます。
「え…ニコニコしょうゆ顔してるのに、その毒って…」ってw。
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やんぴん君

Author:やんぴん君
青年海外協力隊員として、
07年9月より、中国の湖北省
恩施市土家族苗族自治州
というカタ田舎にいます。
日本語教師をしています。
サッカーと旅行と読書と料理、
基本的に多趣味です。

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